青木寿恵・遺作展~更紗芸術に捧げた生涯~

2011-09-13

会期:2010(H.22)/10/22(金)~11/28(日)

平成22年11月28日をもって本展覧会を終了させていただきました。
多数ご来場くださり御礼申し上げます。ありがとうございました。

更紗(さらさ)芸術家・青木寿恵女史は、本年2月に84歳にて天寿を全うしました。女史は永年に渡る研究から、至難の業とされていた結城紬(ゆうきつむぎ)の染色手法をあみだし、「寿恵更紗(すえさらさ)」という独自の芸術分野を確立し、その創作活動は国内にとどまらず世界各国において数々の展覧会を開催しました。自然をこよなく愛し、人を慈しむ深い想いの人間性は作品に多様な形で表現され、筆づかいの繊細さ、色彩の鮮やかさは言うまでもなく、時にはすべての人を包み込む優しさを、時には大胆で豪快に大自然を着物の上に蘇らせ多くの人々の心を癒し続けて参りました。
今回、当館では女史のその生前の偉業を忍び代表的な作品を皆さまにご鑑賞いただく運びとなりました。
いつまでも作品の中に生き続ける「青木寿恵の世界」を心ゆくまでご堪能いただければ幸いです。


【展示風景1/玄関ホール】

【展示風景2/第1展示室】

【展示風景3/第1展示室】



2010年10月22日の京都新聞(朝刊)に掲載されました!
(画像をクリックすると拡大表示します)

ご来場者様の声

  • 非常に美しいと思いました。寿恵更紗の制作過程もよくわかり、良い展示だったと思います。
  • のびのびと制作され、意欲的で感激しました。
  • 来たいと思っていたので本当に見られて良かったです。すばらしかったです。もっとたくさん見たいと思いました。雄大だったり、かわいらしかったり、本人のお人柄が出ているんだろうなと見ていて楽しくなりました。
  • 第3展示室でビデオを拝見しました。沢山の作品の数々や作者の人となり、分かりやすくまとめられていました。
  • スッキリとした展示で、ゆっくり一つ一つの作品を味わうことが出来ました。
  • もう少し交通の便がよければと思われます。短い時間でしたがホッとする時を過ごさせていただきました。

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